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2025年インフルエンザ

2025-10-08 09:42:01
2025-11-24 08:56:22
目次

インフルエンザ;2025-2026 特徴と予防について
「今年は異例の年」 早くもインフルエンザが猛威?
今年は9月なのに、インフルエンザの感染が各地で報告されています。休校や学級閉鎖になった学校もあります。異例の年と言えると思います」
… 背景には何が?
インフルエンザが広がりを見せている背景について、新型コロナや溶連菌、百日咳などの感染症が流行っていて、そもそも病院を受診する人が増えているということ。
受診・検査をする際に、コロナとインフルエンザを同時に検査できるキットを使うことも多いということで、インフルエンザも確認されることが増えているのではないかといいます。
また、今年も異常な暑さだったため夏バテで抵抗力が落ちていること、エアコンを長時間使用していることも要因の一つだといいます。ウイルスは室温が下がると、感染力が長時間維持されます。また、換気を行わずにエアコンを使っている人も多いといいます。

厚生労働省は10月3日、インフルエンザが全国的な流行期に入ったと発表しました。流行期入りの発表は去年に比べて1か月余り早く、厚生労働省は適切なマスクの着用など基本的な感染対策を呼びかけています。   2025年9月22日から28日

2025-26期の季節性インフルエンザに関する日本ワクチン学会の見解
  2025-26期のワクチン株

  • 2025-26期のインフルエンザワクチンは3価ワクチンで、A/H3N2株が変更され、B型株(山形系統)が除かれました。

  • A型株はA/ビクトリア/4897/2022(H1N1)とA/パース/722/2024(H3N2)、B型株はB/オーストリア/1359417/2021(ビクトリア系統)。

インフルエンザワクチンの有効率
インフルエンザワクチンの目的は 発症を防ぐだけでなく、重症化や死亡のリスクを大幅に下げること です。 65歳以上の高齢者では、 発病を34〜55%抑制、死亡を82%抑制 したという国内データがあります。 成人での発症予防効果は 50〜60% 、小児では25〜60%と報告されています。 特に高齢者や基礎疾患がある方にとっては、 命を守るための重要なワクチン といえます。

接種回数と対象年齢は?
接種回数は年齢によって決まっていて、1回接種と2回接種があります。
2回接種の場合では通常2~4週間あけて接種すると、効果が高く望ましいとされています。(ブースター効果)
また13歳以上で最低1週間、それ以下の年齢では2週間あければ2回目の接種が可能です。
12歳以下の小児・・・免疫力がつきにくいために通常2回接種します。
(1歳以下の乳児も接種対象ですが、6ヶ月未満の乳児は免疫の獲得力が弱く、効果がない場合もあります)
13歳以上から65歳までの方
はじめての方は免疫をつけやすくするため、通常2回接種しますが、毎年受けられている方や一度かかった方は、1回で免疫がつくとされています。
65歳以上の方・・・通常1回接種で十分免疫がつくとされています。

インフルエンザワクチン接種後に気を付けること
1.接種当日は、激しい運動や多量の飲酒は控えましょう。
→ 飲酒は血液の循環を促すため、注射をした部分が腫れ上がることがあります。また大量の飲酒は肝臓に負担をかけ、免疫力の低下に繋がります。(※飲酒の量は個人差があります)
2.入浴は差支えありませんが、注射部位をこすることはやめましょう。
→ 入浴は予防接種を行った後1時間は空けるようにしてください。また、注射をした部分をこするとウイルスや病原菌が体内に入るので絶対にやめましょう。
3.注射後に注射部位が赤く腫れたり痛むなどの副作用が現れる場合がありますが、これは一時的なもので、通常は2~5日以内で治まります。
4.まれに(30分以内に)じんましんや高熱、痙攣、息苦しさを認めることがありますので、アレルギーのある方は事前に医師に相談しましょう。
5.別のワクチンと同時接種もかのうですが、日を空けて受ける時は、1週間以上間隔をあけましょう。

経鼻弱毒生インフルエンザワクチン

  • 2024年10月に発売された経鼻投与型の弱毒生インフルエンザワクチンは、2歳以上19歳未満に0.2mLを1回接種。

  • 接種不適当者には免疫機能に異常がある者や妊娠中の者が含まれる。

  • 有効性は28.8%と確認され、安全性に重大な懸念はない。

痛くないインフルエンザワクチン「フルミスト」登場!
経鼻インフルエンザ生ワクチン、またはフルミスト(Flumist)は、直接鼻の中に噴霧するタイプのインフルエンザワクチンです。通常の注射型のインフルエンザワクチンとは異なり、痛みを感じることなく接種できます。こちらは生ワクチンで、鼻咽頭粘膜からのウイルス侵入を防ぎ、体内に入ってきたウイルスを攻撃する両方の免疫を得ることができると考えられています。
ちなみに、フルミストは2003年にアメリカで認可され、その後2011年にヨーロッパでも認可されました。日本でも2024年から使用可能となりました。
(対象年齢:2歳~19歳未満)
もしご自身やご家族のインフルエンザ予防について検討されている場合は、かかりつけの医師に相談してみてください。どんな方法が最適か、専門家のアドバイスを受けることで安心感が増すことでしょう。

 

 

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